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インドネシアの国立モスクで宗教間平和フォーラム 池田先生の思想をテーマに

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互いの理念や信条を尊重し、率直に語り合った「宗教間平和フォーラム」。池田先生が実践を重ねてきた、共通点を見いだす対話の力についても意見が交わされた(首都ジャカルタのイスティクラル・モスクで)


インドネシアの首都ジャカルタにあるイスティクラル・モスクで2025年10月3日、「宗教間平和フォーラム」が開かれた。同モスクで7日まで開催中の「文明の対話」展の関連行事である。

フォーラムには、ローマ・カトリック教会ジャカルタ大司教区書記長のアディ・プラソジョ神父、ワヒド財団議長のイェニー・ワヒド氏と共に、寺崎副会長が出席。同国映画検閲機関委員のハイルス・サリム氏が進行役を務めた。

「池田大作先生が提唱する世界平和のための文明間対話」をテーマに3人が発言し、「相手を尊重し、心の声に耳を傾けることから真の対話は始まる」などと強調した。質疑応答では「若者が気候変動や核兵器廃絶にどう貢献できるか」との質問が寄せられた。これに対し、寺崎副会長は「隣人との語らいから解決の道は生まれる」と応じた。

展示期間中、フォーラムは計9回行われる予定で、イスラム、仏教、カトリックなど多様な宗教の視点から、寛容と共生の知恵などについて意見が交わされる。

  

最初の質問者となったムスリムの学生が「池田先生の対話の意義」について問いかけた