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2026年の活動方針を発表

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創価学会は、2025年11月15日、東京都新宿区の総本部で最高議決機関である総務会を開き、2026年の活動方針と平和・文化・教育運動の大綱を決定しました。

2026年はテーマを「世界青年学会 躍動の年」と掲げました。社会の対立と分断が深まり、世界では紛争などにより多くの尊い命が犠牲になっています。創価学会は2026年を新たな希望を創る躍動の一年としていきます。

また、創価学会の社会憲章に掲げる、核兵器のない世界の実現、気候危機への対処など、人類が直面する脅威に結束して立ち向かうため、平和・文化・教育の連帯を世界に広げる公共的役割を果たしていきます。SGI国連事務所とも協力して、国連諸機関、信仰を基盤とした団体、市民社会との協働をはかり、「戦争と暴力の文化」から「平和と非暴力の文化」へグローバルな草の根の意識変革を力強く進めてまいります。

核兵器廃絶・軍縮の分野では、核兵器が「絶対悪」であるとの理念を基調に核兵器禁止条約の批准国・署名国の着実な増加や、その意義の普及に寄与します。また、自律型兵器(AI兵器)の禁止と法規制およびAIの軍事利用がもたらすリスクへの議論に貢献します。

気候変動対策・SDGs(持続可能な開発目標)の分野では、深刻さを増す「気候危機」について、国連気候変動枠組み条約第31回締約国会議(COP31)等の場を通じ、宗教者としてのメッセージの発信に一層注力します。

災害・復興支援の分野では、東北や能登など、近年の大規模災害に見舞われた各地で、被災体験の聞き取りや証言会の活動を継続します。また、難民問題についても、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に提出したプレッジ(宣言)に沿って支援活動を継続します。