2025.12.26
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ハンガリーで人権教育ユースフォーラム
公開日:
欧州評議会とOHCHR(国連人権高等弁務官事務所)が主催
SGIが後援、代表が出席
ワークショップの共催も
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欧州評議会と国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が主催する人権教育ユースフォーラムが2025年12月9日から11日(現地時間)にかけて、ハンガリーの首都ブダペストで開かれ、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が出席した。
同フォーラムは人権や民主主義が脅かされる事態が世界各地で起きていることを踏まえ、人権教育の意義を改めて見つめ直し、今後の取り組みを検討するために開かれたもの。欧州青少年フォーラムとアムネスティ・インターナショナルが協力し、SGIなどが後援した。
フォーラムには国連や政府代表のほか、人権教育に携わる教育者、若者ら200人が参加。人権教育の実践例の報告や意見交換などが行われ、人権教育は“選択肢”ではなく民主主義の基盤であることが確認された。
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11日にはSGIとアムネスティ・インターナショナルが共催し、「人権教育と若者のエンパワーメント(内発的な力の開花)」をテーマにワークショップを実施した。
冒頭、SGI国連事務所のエリザ・ガゾッティ氏らが、池田大作先生が提唱してきた①現状を知り、学ぶ②生き方を見直す③具体的な行動に踏み出すためのエンパワーメント、という三つの段階に基づく教育の在り方を紹介した。
次いで、両団体とOHCHRが共同制作したドキュメンタリー映像「チェンジメーカー――若き人権教育者のストーリー」で紹介されている人権課題に取り組む青年教育者5人が、それぞれの活動について語った。
同映像では人種差別撤廃やジェンダー平等、SOGI(性的指向・性自認)、子どもの権利、女性や障がい者の権利、性教育等について学ぶことができる。
続いて、若者を啓発する上で芸術が持つ力や、社会的に弱い立場に置かれた若者に人権教育を広げる方途などを巡り参加者が議論。人権について学ぶこと自体が人権を守る行動の一歩であり、人々のレジリエンス(困難を乗り越える力)を高めることにつながる点を確かめ合った。
また、10日には「世界人権デー」を記念して「世界人権宣言」の条文の朗読が行われ、SGIのガゾッティ氏が代表の一人として登壇した。
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