自律型兵器の法規制を訴える映画をSGIが支援

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映画の発表会には、国会議員や学者、学生などが参加。上映後、専門家によるパネルディスカッションが行われた(ロンドン市内で)


2022年
519日(現地時間)、人工知能(AI)を備え、自らの判断で攻撃する自律型兵器が及ぼす影響と、その法規制を訴える映画「インモラル・コード」の発表会がイギリスのロンドン市内で開かれた。

同作品は、国際ネットワーク「キラーロボット反対(SKR)」が製作したもので、人間の生死の判断を機械に委ねることができるのかを問題提起する23分のドキュメンタリー映画。

アムネスティ・インターナショナルとSGI(創価学会インタナショナル)などが発表会を支援した。

SKR作業部会の一員として製作に貢献したSGI国連事務所ジュネーブ連絡所のヘイリー・ラムゼイ=ジョーンズ所長は、自律型兵器をつかさどるAIには差別と偏見が組み込まれているとし、国籍、人種、民族、性など多様な背景を持つ個人に対して、AIが生死の判断を行う危険性に警鐘を鳴らしている。

  

なお、映画の英語版はこちらから視聴可能。