チョウドリ元国連事務次長が総本部へ 女性平和委員会と懇談

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チョウドリ博士を迎えて行われた懇談会(東京・新宿区の戸田記念国際会館で)

 

元国連事務次長のアンワルル・チョウドリ博士が2022年10月13日、東京・新宿区の総本部を訪問。戸田記念国際会館で女性平和委員会の代表との懇談会に出席した。
 
橋口委員長、ユース会議の小松議長が活動報告。質疑応答では、同委員会が進めている「未来をひらくSDGs(持続可能な開発目標)フォーラム」の模様が紹介され、SDGsと「平和の文化」の関係が話題に。
 
チョウドリ博士は、開発と平和は深く結びついており、どちらが欠けても成り立たないと指摘。SDGsを達成するには、世界が直面している問題を“わが事”と捉えて行動する「世界市民」の精神を人々の心に育むことが不可欠であり、それこそが「平和の文化」が目指すものであると力説。その意味で「平和の文化」の構築はSDGs達成の土台であり、長年にわたりその啓発・推進に取り組む同委員会の存在は大きな希望であると謝意を表した。
 
その後、博士は池田主任副会長と同会館で会談。人類の未来のために若い世代に平和の行動を訴え続けていく重要性を確認した。