「周恩来と日中友好」展 総理の故郷・淮安で開幕

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淮安市の周恩来記念館で行われた写真展の開幕式。“人民の総理”の立像が見守る(26日)


日中国交正常化50周年を記念する「桜よ海棠よ永遠に――周恩来と日中友好」写真展の淮安展が2022年10月26日、中国・江蘇省淮安市の周恩来記念館で開幕した。
 
傑出した知恵と卓越した人格を備え、両国の関係発展に心血を注いだ周恩来総理。その生誕の地であり、12歳までを過ごした故郷が淮安である。市中にはゆかりの史跡が多く残り、今もなお“人民の総理”に対する深い敬意が息づいている。
 
開幕式には、淮安市の政府関係者や周総理の親族、元秘書らが出席。同記念館の解説員や国家一級歌手による詩の朗読などが行われ、創価学会未来部の代表による「桜花縁」の合唱・演奏映像が上映された。
 
淮安市人民政府の韋峰副市長、淮安市委員会の李森常務委員(宣伝部部長・秘書長)があいさつ。周総理の姪である北京大鸞翔宇慈善基金会の周秉徳会長は、今回の写真展を契機に、周総理の崇高な人格の輝きが世界中に広がることを望んだ。
 
10月12日に開かれた京都展の開幕式の模様が紹介された後、中国友好平和発展基金会の王龍社秘書長は、今後も交流の基礎となる民間外交を推進し、両国関係を一段と強固に結びたいと語った。