小説 『新・人間革命』「福光」の章の銘板除幕式

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池田大作先生の小説『新・人間革命』「福光」の章の冒頭を刻んだ銘板の除幕式が2013年5月5日、福島県郡山市の創価学会・福島文化会館で行われた。

「福光」の章は、2011年9月1日付の聖教新聞で連載が開始。福島の地を舞台に広布史をつづる師の筆に、大震災以来、幾重もの試練と闘う福島の同志は確かな希望を見いだした。

「春を告げよう! 新生の春を告げよう!」
――冒頭の一節をわが使命と胸に刻み、負けない日々を歩み抜いてきた。

  


式典では、遠藤総福島長、石橋同婦人部長が「東北福光の一番星と輝く福島から、新たな師弟共戦の勝利譜を」と語った。菅田同男子部長、三浦同女子部長らの後、山田総東北長が祝福した。

除幕式が行われた「5月5日」。この日は、池田先生が福島に初来県してから、60周年の佳節を刻む。1953年(昭和28年)、男子部の第1部隊長だった池田先生は、会津の地に来県の第一歩をしるした。

言われなき弾圧を加えられていた学会員を守り、創価の正義を示しきった池田先生の闘争は、福島広布の原点に。現在、5月5日は「福島青年部 正義の日」となっている。

そして60周年を迎えた5日、会津の地に立つ福島研修道場の「三代桜」が“この日”を待っていたかのように開花した。「三代桜」は、1995年(平成7年)、福島研修道場を初訪問した池田先生が自ら植樹したもの。“新生・福島”の前進を寿ぐように、風雪に耐えた桜の花々が輝いた。