宮城・気仙沼文化会館が開館式

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宮城・気仙沼文化会館の開館式が2017年11月26日、午前と午後に分けて行われた。

新宝城の建設が発表になったのは、2011年7月。

東日本大震災による大津波は、当時の気仙沼会館の2階まで押し寄せた。

周辺地域も壊滅的な被害に見舞われ、会館は解体を余儀なくされた。

この間、気仙沼の同志がどれほど“わが町の会館”の誕生を待ちわびていたか。

「震災前、会館は同志が“集まる場所”だと思っていました。でも、今は“帰れる場所”なんだなと思います。つらい時、悩んだ時、そこに帰れば、温かな創価家族が待っている。“いつでも帰れる場所”がなくなるって、こんなにも寂しいことだったんですね」

だからだろうか、晴れの開館式を迎えたこの日、運営役員から自然と出た「お帰りなさい、皆さんの我が家へ!」との声に、気仙沼の同志の思いが溢れていた。

池田大作先生は、祝福のメッセージを寄せ、幾多の困難を乗り越えて、勇敢に、忍耐強く戦い抜いてきた友を心から称賛した。

  

待ちに待った新宝城の開館式を迎え、喜びに湧く気仙沼の同志