イタリアで核兵器廃絶イベント

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イタリアでの核廃絶イベント

イタリア創価学会のトークイベント。青年の力で核兵器のない世界を築こうと約し合った(2月4日、ローマ市内で)

  

イタリア創価学会の核兵器廃絶運動の団体「センツァトミカ(核兵器はいらない)」が主催するトークイベントが2023年2月4日、ローマ市内のオーディトリアム音楽公園で開かれ、青年世代の市民約1000人が参加した。
 
これは戸田城聖先生、池田大作先生の師弟に貫かれた“核兵器廃絶には、人間精神の変革が必要不可欠である”との思想を広く発信することを目的としたもの。
 
イベントでは、青年部の代表が戸田先生の「原水爆禁止宣言」や池田先生の小説『人間革命』『新・人間革命』の主題を紹介。ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)イタリアをはじめとしたNGOや学者、報道関係者らがゲストとして登壇し、核兵器廃絶のために青年が果たす役割について、活発な議論が交わされた。
 
ローマ市長の代理として出席した市の労働・育成・学校助役のクラウディア・プラテッリ氏は「教育こそが、平和の力を高める武器です。皆さまの尽力に心から感謝します」と述べた。
 
参加者からは「青年の力で、核兵器廃絶は実現可能だと信じることができました」(20代女性)などの声が寄せられた。
 
当日の模様は、イタリア国内の各紙や国営放送でも紹介された。

  

核廃絶イベントのポスター