韓国外国語大学が決定 池田大作先生に「名誉哲学博士号」

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通知書「平和思想の実践で世界市民の育成に貢献」

  

韓国外国語大学のソウル・キャンパス


韓国の名門・韓国外国語大学が、池田大作先生に「名誉哲学博士号」を授与することを、大学院委員会の厳正な審議を経て、決定した。池田先生の平和・文化・教育への多大な功績と、日韓両国の友好への貢献をたたえたものである。

同大学は1954年に開学。アジア初の通訳翻訳大学院を擁し、「真理∙平和∙創造」との創立の精神のもと、国内外の発展に寄与する有能な人材を数多く輩出してきた。

現在は、首都ソウルと近郊の龍仁市にキャンパスを置き、世界の革新的な大学ランキングのトップ100にも選出。また、各国の大統領をはじめ、国家指導者らが特別講義を行うなど、国際色豊かな総合大学として成長を遂げている。

さらなる発展に向け、リーダーシップを発揮する朴庭運総長は同大学の出身。英語教育学科長、英語学部長等を歴任し、2022年年3月、総長に就任した。

朴総長が、池田先生を知ったきっかけは、同大学の同窓会顧問である安奉洙氏を通じてだった。

済州島生まれの安顧問。草創期の済州広布に駆ける親族から池田先生のことを聞き、長年にわたり、韓国SGI(創価学会インタナショナル)の活動を見守ってきた。

また1999年5月に池田先生へ外国人初の「名誉文学博士号」を贈った国立済州大学の趙文富総長(当時)の高校の後輩でもあり、たびたび池田先生、SGIについて語り合ったという。

安顧問は朴総長の就任時、池田先生の業績とSGIメンバーの地域の繁栄に尽くす真摯な姿を紹介。その後、朴総長は、SGIとの交流や書籍を読む中で、一段と先生への信頼を深めていった。

2023年年2月、創価大学との学術交流協定の調印式に臨んだ朴総長は「創価大学の創立者である池田先生について事前に学んできましたが、実際に大学を訪問し、創立の理念が教職員や施設に浸透していると感じます」「世界市民の育成を通して平和に貢献するという、両大学が掲げる理念は深く共鳴しています」と語った。

池田先生に対する名誉博士号授与の決定通知には、「平和思想の実践で、学術・文化芸術・教育を促進し、世界市民の倫理涵養に貢献」「韓国外国語大学の創立の精神である『平和』に符合する業績を認定」等と記されている。