スペイン・アルカラ大学池田研究所 避難民支援を巡るシンポジウム

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アルカラ大でのシンポジウム

スペイン・アルカラ大学で行われた、避難民の支援を巡るシンポジウム

  

スペイン・アルカラ大学「池田大作『教育と発達』共同研究所」(アレハンドロ・イボラ所長)主催のシンポジウム「インクルーシブ(包摂的)社会の建設のために」が2023年3月3日、同大学で行われ、オンラインでも配信された。
 
同研究所は2019年に設立。欧州の大学・高等教育機関として初の“池田思想”の研究所である。
 
避難民の支援がテーマのシンポジウムでは、同研究所のアナ・ベレン・ガルシア・バレラ副所長が趣旨を説明。
 
アメリカ・ノースカロライナ州立大学のチャド・ホーガン教授、ドイツ・アウクスブルク大学のタチアナ・ホーガン・クロウバート教授が、アウクスブルクでのウクライナ避難民への支援活動を紹介。両氏は、避難民を犠牲者として見るだけでなく、一人の人間として社会活動に参加し、自立できるように支援することが活動の目的であると強調した。
 
スペイン難民支援協会のアルムデーナ・ロペスさんが、マドリードの自治体と連携した避難民への語学学習や就職支援の取り組みを紹介。避難民がボランティア活動を通し、社会の建設者の意識を深めることの重要性を確認した。