スペイン文化会館で宗教間シンポジウム

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100人の市民が参加したシンポジウム

スペイン文化会館で行われた宗教間対話シンポジウム。100人の市民が参加した

  

スペインの「宗教・異文化間対話協会」が主催する宗教間対話シンポジウムが2023年3月25日、リーバス・バシアマドリード市のスペイン文化会館で行われた。
 
コロナ禍のため、4年ぶりの開催となった同シンポジウム。これまで主催してきたマドリード宗教間対話協会の名称が変わり、新たな出発となった。
 
「思いやり」をテーマに掲げ、宗教学者でカルロス三世大学のファン・ホセ・タマージョ教授が講演。教授は、あらゆる文化・分野に「思いやり」の精神を根付かせることが、より良い社会の建設に不可欠であると訴えた。
 
その後、仏教、ユダヤ教、キリスト教、バハイ教などの各団体が登壇。仏教団体を代表し、スペイン創価学会のナディア・アジャラさん(女子地区リーダー)が、池田先生の平和思想に学び、思いやりの心をもって対話を広げる実践を紹介した。