第167回広島学講座「『命こそ大切』の心を未来へ」を開催

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第167回「広島学講座」が2016年1月20日、広島市内で開催され、NPO法人「杉原千畝 命のビザ」理事の杉原美智氏が「『命こそ大切』の心を未来へ」と題して講演した。

美智氏の義理の父にあたる杉原千畝氏は、第2次世界大戦中の1940年、リトアニアの日本総領事代理として、ユダヤ人難民に対して日本通過ビザを発給。約6000人の命をナチス・ドイツから救った。

講演では、美智氏が千畝氏の人生の軌跡を紹介。千畝氏が「命の尊さ」を第一に考え、人道主義、博愛精神を貫いたことに触れ、「外交官としてではなく、一人の人間として重要な決断を行った」と強調。これからの未来を担っていく青年たちに、信念を持つ生き方を継承していってほしいと語った。

最後に、主催者を代表して橋元青年部長があいさつした。