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第169回「広島学講座」を開催

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第169回「広島学講座」が2016年10月6日、青年部の平和運動「SOKAグローバルアクション」の一環として、広島池田平和記念会館で開かれた。

アメリカ・デンバー大学元副学長(現教授)で国際法学者のベッド・ナンダ博士が、「世界から見た ヒロシマの使命」と題し、講演した。

博士は、現在、地球上に1万5000発以上も存在する核兵器の非人道性に言及。

さらに、国家以外にも核兵器が拡散する危険性が潜んでいると指摘。世界の人々が広島の原爆資料館などを見学し、平和の文化を醸成する必要があると訴え、「対話を通して不信を乗り越え、世界のあらゆる人々を相互理解に導く崇高な役割を、未来ある青年に担ってほしい」と念願した。

さらに池田大作先生の平和提言の主張に賛同を表明し、「平和へのビジョンを掲げ、未来に発信し続けていく舞台が広島である」と述べた。

講演に先立ち、ナンダ博士に28人目となる「創価学会広島平和賞」を授与した。