学生論文『核兵器禁止条約成立にヒロシマが果たした役割』

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広島大学の菅野計馬(すがの・かずま)さんが、卒業論文「核兵器禁止条約成立にヒロシマが果たした役割」を発表した。

論文は、広島に核兵器が投下された1945年から、2017年の核兵器禁止条約成立に至る現在までを5つの時期に分け、「被爆者・被爆者団体」「市民団体」「NPO」「宗教団体(創価学会ほか)」「学生・学生団体」「行政」などの活動をそれぞれ考察し、文献調査のほか、各組織の代表者にインタビューした内容となっている。

広島創価学会は取材要請に応じ、2019年12月13日、広島平和推進部の職員で応対した。

創価学会広報室発行の「年間活動報告(アニュアルレポート)」をもとに、広島創価学会がおこなってきた被爆証言集の発刊や「被爆体験を聞く会」の開催などの平和運動を説明し、広島池田平和記念会館の平和展示「”ヒロシマの心”と青年」展も紹介した。

東京都出身の菅野さんは、祖父から東京大空襲で家を失った話を聞き、平和について関心を持った。

菅野さんの論文は、広島県の「国際平和拠点ひろしま公式サイト」に掲載されている。

  

https://hiroshimaforpeace.com/tpnw-report/