第189回広島学講座 欧州の学者が核廃絶運動を考察

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第189回「広島学講座」が2023年7月7日、広島池田平和記念会館で行われた。講師はイタリアの新宗教研究所のマッシモ・イントロビーニェ所長と、欧州信仰自由連合のロシータ・ソリーテ氏。
 
イントロビーニェ所長は、世界の芸術家たちによる反核の作品に込められた哲学と、池田大作先生の思想の共通点を紹介。核兵器使用の脅威が高まる今こそ、平和の語らいを広げる好機であると訴えた。
 
ソリーテ氏は池田先生の提言に言及。政治や経済ではなく、「人間」を中心に据える価値観の転換こそが、核兵器の惨事から人類を救う最善の手だてであると強調し、世界平和を担う創価の青年に大きな期待を寄せた。