第87回「長崎平和学講座」を開催

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第87回「長崎平和学講座」が2021年7月10日、講師に三田村静子さんを招き、長崎平和会館で開催された。講演のテーマは「核兵器のない未来を信じて~紙芝居に込めたナガサキの心~」。

三田村さんは、3歳の時に爆心地から4キロの福田の自宅で食事中に被爆。

その時、放射線降下物と思われる灰がご飯の上に降りかかり、当時何も知らなかった三田村さんは、それを口にした。

その後、一緒にいた2人の姉を亡くし、三田村さん自身も4度の大病を。わが子もがんで亡くした。原爆の恐ろしさ、そして放射線が与える影響を、涙をこらえながら語った。

また講演では、城山小学校を擬人化した紙芝居を披露。紙芝居を始めた当初は、周囲から冷ややかな目で見られた活動だったが、子どもたちに戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを伝えていくには紙芝居がいいと、地道に活動に取り組んできた。

三田村さんは自身も被爆者でありながら、他の被爆者の体験を紙芝居として残し、後世に語り継いでいる。