NPT再検討会議準備委員会でSGIが「被爆体験の継承」をテーマに関連行事

公開日:

  

青年による被爆体験の継承をテーマに、SGIなどが主催した関連行事(7日、ウィーン国際センターで)

  

2026年のNPT(核兵器不拡散条約)再検討会議に向けた第1回準備委員会が、オーストリアのウィーン国際センターで2023年8月11日まで開かれている。SGI(創価学会インタナショナル)が核戦争防止国際医師会議(IPPNW)などと主催した関連行事が7日(現地時間)、ウィーン国際センターと世界各地をオンラインで結んで行われた。

テーマは「グローバルユース(青年)との対話――被爆体験の継承」。ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のアリシア・サンダース=ザクレ政策・研究コーディネーターがあいさつした後、小倉桂子氏(平和のためのヒロシマ通訳者グループ代表)の被爆証言の動画を視聴した。続いて、核兵器廃絶を目指して、世界各地で活動している4人の青年が講演した。
 
創価学会長崎平和推進部の髙橋副部長は、長崎における平和運動の様子を紹介し、被爆の実相を伝え抜く決意を語った。