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台湾SGIに「宗教公益賞」「特別賞」

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林内政部長㊧から台湾SGIの代表に、「宗教公益賞」が贈呈された(嘉義県内で)

  

台湾SGI(創価学会インタナショナル)に、行政院内政部から21度目となる「宗教公益賞」(以前の名称は「優良宗教団体賞」)、2013年以来2度目の「宗教公益深耕賞」が贈られた。
 
「宗教公益賞」は、1万5000を超える台湾の宗教団体の中から、顕著な社会貢献を果たした団体に贈呈されるもの。選考に当たっては、活動の規模や公益性、さらには社会的影響力等が総合的に判断される。
 
「宗教公益深耕賞」は、「宗教公益賞」の受賞が10年連続、または通算12度目に輝いた団体に授与される特別賞である。
 
長年、台湾SGIは池田大作先生のリーダーシップのもと、平和・文化・教育運動を多角的に展開してきた。チャリティーコンサートをはじめ、離島や山間地を含む全土の教育機関で著名な芸術家の作品を紹介する「移動美術館」、学習環境に恵まれない地域での教育支援などを実施。近年は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた市民の意識啓発のために、大学等で「SDGs×希望と行動の種子展」を積極的に開催している。
 
授賞式は2023年8月25日、嘉義県内で開かれ、蔡英文総統、林右昌内政部長らが出席。蔡総統は、宗教団体の公益な活動はコロナ禍にあって、人々の心を落ち着かせる重要な力になったとあいさつ。林内政部長は、受賞団体の模範の取り組みをたたえつつ、台湾社会を支え、さらなる前進の原動力にと期待を寄せた。