モロッコ地震、リビア大洪水 モロッコ大使館と日本赤十字社に学会が義援金

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北アフリカのモロッコ中部で2023年9月8日に発生したマグニチュード6・8の地震では、モロッコ政府によると、これまでに2900人以上が犠牲となり、住宅およそ5万棟が被害を受けたとされる。被災地が山間部に広がっていることから、救援・復興支援が難航しており、10月ごろから始まる雨期を前に対応が急がれている。

一方、北アフリカのリビアで10日から11日にかけて発生した大規模な洪水による被害について、世界保健機関は約4000人が犠牲となり、9000人以上が行方不明と伝えている。全容把握は困難であるものの、3万人以上が住む場所を失い、30万人近い子どもが下痢やコレラなどの危機にさらされていると警鐘が鳴らされている。

こうした事態を受けて、創価学会本部はこのほど、人道支援の一環としてモロッコとリビアに、それぞれ義援金を送ることを決定した。

19日には駐日モロッコ大使館に寄託する、原田会長名の義援金の目録を、ラシャッド・ブフラル駐日大使に宛てて同大使館に届けた。

また、日本赤十字社が被災地の救援・復興活動支援等のために開設した「2023年リビア洪水救援金」にも寄付を行った。