国連総会第1委員会 SGIが賛同署名の共同声明を発表

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軍縮と安全保障を扱う国連総会の第1委員会が、アメリカ・ニューヨークの国連本部で行われている。2023年10月11日(現地時間)には市民社会による意見表明の場がもたれ、SGIが賛同署名した四つの共同声明が読み上げられた。
 
「人道的軍縮」に関する声明では、武器が人間や環境にもたらす被害を防ぐために、各国が人道的軍縮の原則を受け入れ、「人間」に焦点を当てたアプローチを追求するよう求めている。
 
「ジェンダー、交差性、軍縮」に関する声明では、人種や性別、障がいといった複数の属性が重なることで生まれる差別(=交差性)やジェンダー、多様性、包括性の視座を、第1委員会での議論に積極的に取り入れるよう呼びかけている。
 
「武力紛争に関連する環境保護」に関する声明では、紛争や軍事活動が環境に及ぼす影響を第1委員会での議論で十分に明示するよう求めるとともに、紛争による環境悪化を防止、緩和し、対処する取り組みの推進を訴えている。
 
「青年と軍縮教育」に関する声明では、軍縮・不拡散の取り組みに青年の参画を求める国連総会決議を支持すること、また、明年に国連で開催される「未来サミット」の成果に青年と軍縮教育に関する行動を明記することなどを要請している。