訪問団が周総理の姪・周秉徳氏と会見

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中国社会科学院日本研究所の楊所長、中華日本学会の高会長とも

  

北京大鸞翔宇慈善基金会の周秉徳会長(右から3人目)、沈清理事長(同4人目)と学会の訪問団が会談

  

谷川主任副会長、橋口副女性部長ら学会訪問団は2023年10月22日午後、北京市内の「北京大鸞翔宇慈善基金会」を表敬訪問。周恩来総理の姪である同基金会の周秉徳会長、沈清理事長らと会談した。
 
語らいでは、昨年から両国の各都市を巡回した「桜よ海棠よ永遠に――周恩来と日中友好写真展」や、南開中学と創価学園との交流が話題になった。
 
周会長は「世界の平和を願う思いを貴会の皆さんと共有しています」と述べ、平和な社会を構築していく人材の育成に尽力したいと強調。沈理事長は池田大作先生の初訪中50周年、周総理と先生の会見から50周年の節目を明年に控え、二人の友好の心を後世に伝える事業を一段と発展させたいと語った。

  

中国社会科学院日本研究所の楊伯江所長(右から4人目)、中華日本学会の高洪会長(同6人目)と記念のカメラに

  

その後、訪問団は、中国社会科学院日本研究所の楊伯江所長、中華日本学会の高洪会長らと、北京市内で懇談した。
 
楊所長は日中国交正常化50周年を迎えた昨年、同研究所の機関誌「日本学刊」に池田先生が寄稿したことに改めて謝意を述べ、互いを取り巻く環境がいかに変化しようとも中日両国は引っ越しのできない隣人であり、友好交流を深めていくことが双方の利益であると力説した。