パラグアイ・イベロアメリカ大学 池田先生を「名誉博士号」に決定

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教育と「平和の文化」への貢献たたえ

  

首都アスンシオン市に立つイベロアメリカ大学のキャンパス

  

南米パラグアイのイベロアメリカ大学から、池田大作先生に「名誉博士号」が授与されることが決まった。
 
池田先生の長年にわたる教育と「平和の文化」への貢献をたたえるもの。このほど、サーニエ・ロメロ総長から決定通知書が届けられた。
 
南米大陸の中央部に位置し、ボリビア、ブラジル、アルゼンチンと国境を接するパラグアイ。同国を流れる南米有数のパラグアイ川沿いに広がる首都アスンシオン市内に、イベロアメリカ大学のメインキャンパスはある。

  

  

イベロアメリカ大学は、ロメロ総長の母である、ニディア・サナブリア・デ・ロメロ氏によって創設された文学・芸術を学ぶ私塾を前身とする。
 
学びやの整備が始まった年は1971年にさかのぼる。
 
幼児教育、初等教育部門を加え、「イベロアメリカ学園」へと発展。これらを基礎として、2001年にイベロアメリカ大学が設立された。
 
現在では教育学部、経営学部などが設置され、アスンシオン市のほか、サンロレンソ市にもキャンパスを有する学府に成長。「より良い世界のための新しい思考」をモットーに、社会の繁栄と安穏を目指し、変革と発展を主体的にリードする人材を輩出している。
 
池田先生に送られた決定通知書は、先生の思想を「人間教育を目指す本学のミッションとビジョンに一致しています」と評価し、「本学は、50年を超える人材育成の実績を誇るパラグアイ屈指の教育機関です。池田博士に敬意を表し、顕彰させていただけることを光栄に存じます」等と記している。