戸田平和研究所と韓国・世宗研究所が主催 日韓関係の未来を巡る会議

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画像 戸田平和研究所と世宗研究所が主催した会議。研究発表と活発な質疑応答が行われた(都内で)
戸田平和研究所と世宗研究所が主催した会議。研究発表と活発な質疑応答が行われた(都内で)

 

戸田記念国際平和研究所と韓国・世宗研究所が主催する研究会議が2023年11月13日、都内で開かれた。
 
本年は、日本と韓国の未来志向の関係構築をうたい、交流促進のきっかけとなった「日韓共同宣言」の発表から25年。会議では、両国の内政・外交に通じた日本と韓国の有識者が、同宣言の意義を踏まえつつ、日韓関係のあるべき姿などを巡って意見を交わした。
 
冒頭、戸田平和研究所のケビン・クレメンツ所長、世宗研究所の李相賢所長が北東アジア地域、また世界の平和に貢献しゆく実り多い議論にしたいと強調した。
 
その後、議論の中で、日韓関係の変遷や懸案を振り返りつつ、両国首脳が対話協調路線をとる現状を評価。若い世代の活発な交流を期待しつつ、両国が課題を共有し多層的な協力を増進させるなど、具体的な行動計画を含んだ新時代のパートナーシップを展望した。