世界の同志が「11・18」から新たな旅立ち　各国から追悼と決意の声

世界各地のSGI（創価学会インタナショナル）の友は、池田大作先生の逝去という深い悲しみの中、11・18「創価学会創立の日」から力強く新たな世界広宣流布への旅立ちを開始した。
　
ブラジルの追善法要の意義を込めた全国幹部会は2023年11月18日（現地時間）、サンパウロ州バウル市のバウル文化会館を中心に全土をオンラインで結んで行われ、2万人が参加した。
　
原田会長と池田主任副会長の談話動画を視聴した後、厳粛に勤行・唱題。青年部代表の決意に続き、イノグチ婦人部長が「『ムイト・マイス・ダイモク（もっと題目を）』とのブラジル婦人部伝統の信念で、自他共の幸福のために、どこまでも池田先生と共に希望の明日を開きます」と力説。
　
シラトリ理事長は「池田先生のご構想を実現していくのは私たち一人一人です。祈りと感謝と決意でこの時を一緒に乗り越え、いよいよの実証を示す真の戦いを起こしゆく、新たな出発の日としたい」と呼びかけた。

一方、香港の追善勤行法要は18、19の両日、香港文化会館で。呉楚煜理事長は「世界広布の偉大なる師匠・池田先生の生涯をかけた不惜身命の闘争のおかげで、私たちは妙法を信受し、無上の幸福の人生を生きることができました。先生が示された“恐れなき心”と“不撓不屈の心”で帆を揚げ出航し、異体同心の団結で幸福と平和の香港を築いてまいります」と述べた。

マカオの法要は19日、マカオ文化会館で開かれ、李黄燕玲理事長が「今こそ、池田先生が残されたご指導を師弟不二の心で受け継ぎ、実践していく、弟子の本領発揮の時です。悲しみに暮れることなく進んでいきましょう」と訴えた。

フィリピンの代表による法要（同日、ケソン市のフィリピン文化会館）では、アルカンタラ理事長が「戸田先生が亡くなった翌日に池田先生は“一人一人が人間革命に挑み、幸福をつかむことが大切である”と訴えられました。先生から広布のバトンを受け取った私たちは、先生のご指導を胸に一歩前進しましょう。それこそが弟子として師恩に報いる道です」と強調した。

イギリスの首都ロンドン近郊のタプロー・コート総合文化センターでは18日、「11・18」を記念する集いが開催され、参加者が追善の勤行・唱題を行った。

各国のリーダーからは追悼と決意の声が寄せられている。
　
「愛する師匠・池田先生が崇高な使命を果たされ、霊山で日蓮大聖人、恩師・戸田先生に勝利を報告されていると確信します。悲しみの中にあって私たちは、比類なき師匠の大構想を必ず実現しゆくことをより一層決意し、感謝の念を込めて題目の波動を起こしています」（プリチャード欧州共同議長、ハラップ同共同議長〈イギリス理事長〉はじめ欧州のリーダー）
　
「全国の同志から、仏法に出あい、池田先生の弟子として信心することができた感謝の声が届いています。そこには、深い悲しみの中でも、師匠を胸に広布のために生き抜き、尽力し続ける決意があふれています。これは私自身の思いでもあります。強く深い決意で前進していきます」（イギリスのマーチャント婦人部長）
　
「池田先生は、『11・18』から私たちがより高く飛翔できるよう期待されていたと確信します。先生が命をかけてつづってくださった小説『新・人間革命』の指針を実践に移し、鉄の団結で“世界一幸福な婦人部・女子部”を築き、今まで以上の勢いで広布と青年を拡大しゆく誓いを深めました」（アメリカのレスリー婦人部長はじめ全米婦人部の代表）
　
「奥さまの言葉を伺い、池田先生が『妙法に説かれる不老不死のままに永遠に指揮を執る』と語られたことに改めて深く感銘を受けました。先生は永遠に指揮を執ってくださるのだと思うと勇気が湧きます。先生のご慈愛に包まれて広布にまい進できた福運に深く感謝し、オセアニアの平和と幸福のために戦い抜く決意です」（ヒラマツ・オセアニア長）