世界各地で教学試験 本年64カ国・地域7万人が挑戦

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学会伝統の教学試験が世界各地で行われている。2023年の受験者は、実施予定も含めて64カ国・地域で7万人に及ぶ。
 
池田大作先生は1960年(昭和35年)10月に世界広宣流布の第一歩をしるして以来、54カ国・地域を歴訪。妙法という平和の種を人々の心にまき続けてきた。

今や日蓮大聖人の仏法は192カ国・地域に拡大。創価学会は世界宗教として大きく飛翔し、地涌の同志が生命尊厳・万人尊敬の哲学を掲げ、社会に希望を送っている。
 
先生はつづった。
「創価教学とは実践の教学であり、自他共の幸福を創造する生命の法理の探究である」
 
教学試験に挑戦した友と共に、学会は永遠に「御書根本」「大聖人直結」で実践の教学の大道を歩み抜く。

  

●オーストリア

  

オーストリア文化センターで(11月12日)


オーストリアの教学試験「グレード1」(日本の教学部任用試験に相当)は2023年11月12日、首都ウィーンのオーストリア文化センターをはじめ各地で行われた。

「十界」などの基礎教学や池田先生の講義「世界を照らす太陽の仏法」から出題。

研さんを通して“自他共の幸福”を願う“人間のための宗教”であることを学んだ受験者は、希望の語らいを広げゆくことを約し合った。

  

●スペイン

  

スペイン・バルセロナで(11月5日)


スペインでは11月5日、国内34会場で教学試験「グレード1」を実施した。

受験者の約4分の1は会友や未入会の家族。SGIメンバーと共に生命尊厳の哲理を学ぶ中で、仏法と学会理解を深めた受験者からは「仏法や学会の素晴らしさを友に語るために、これからも教学の研さんに力を入れたい」などの声が寄せられた。

  

スペイン・テネリフェで(11月5日)

  

スペイン・ラスパルマスで(11月5日)

  

●ポルトガル

  

ポルトガル・エヴォラで(11月5日)


教学試験「グレード1」が11月5日、ポルトガルとカボベルデ共和国で行われた。

出題範囲は、「教学入門」「世界広布と創価学会」から。ある会友は、今回の受験を機に仏法の哲学に共感。入会を果たし、SGIメンバーの一人として試験に挑んだ。

終了後、受験者は肩をたたき、抱き合いながら、互いの努力をたたえ合い、さらなる前進を誓った。

  

ポルトガル・アルガルベで(11月5日)

  

ポルトガル・リスボンで(11月5日)

  

●台湾

  

台湾の教学試験。林釗理事長が新北市内の会場で試験に臨む友をねぎらった(11月5日)


台湾SGIの「教学部員任用試験」「3級講義部員登用試験」は11月5日、離島を含む59会場で実施された。

世界一の生命哲学を学んだ受験者。周囲の支えに感謝しながら、信仰の確信を深めた喜びを口にする。

ある女子部員は本年、題目根本に美容師の資格試験を突破。理論と実践を通し、信心にいっそう納得できたと声を弾ませる。「“私たちは皆が地涌の菩薩”との法理は驚きでした! 苦悩は全部、誰かを勇気づける力に変わるんですね」

  

●タイ

  

首都バンコク近郊のタイ本部で(10月29日)


タイ創価学会の任用試験が10月29日、同国各地の110会場で行われた。

「信仰と実践」「創価学会の歴史」等の基礎教学や、「持妙法華問答抄」「妙一尼御前御消息」から出題され、新入会メンバーや会友も多数受験。一人一人が信心の確信を深める絶好の機会となった。

  

●ドミニカ共和国

  

首都サントドミンゴの希望の太陽文化会館で(10月29日)


ドミニカ共和国の任用試験と初級試験は、10月29日に首都サントドミンゴを中心に同国各地で行われた。

日蓮大聖人の御生涯などの教学入門をはじめ、「阿仏房御書」「諸法実相抄」等の御文から出題された。
青年部や新入会の友、会友らが多く受験した。

受験者の一人は「仏法を世界に広めてくださった池田先生への感謝を胸に受験することができました」と語った。

  

●カナダ

  

教学試験に臨むバンクーバー第1本部の友(10月29日)


カナダの教学試験「グレード1」は10月29日、各地で開催。

英語、フランス語、中国語の3言語で実施され、多くの友人も受験した。

  

●スリランカ

  

スリランカのコロンボ文化会館で(10月22日)


スリランカの任用試験は10月22日、コロンボ文化会館などで開かれた。

試験は「日女御前御返事」「諸法実相抄」のほか『仏法入門 任用試験のために』から出題。

受験者は、毎月開催される学習会で共に学び、決意しながら、実践の教学を深めた。

  

●ベネズエラ

  

ベネズエラ文化会館で(10月15日)


ベネズエラの任用試験は10月15日、ベネズエラ文化会館をはじめ国内各地で行われた。

試験は、生命論、信仰と実践、仏教の人間主義の系譜などのテーマを中心に出題。

受験した友は「仏法の哲学を学び、人生の指針として心に刻みました」と語った。