米国の元国務長官・キッシンジャー博士が死去 原田会長が弔電

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池田先生と交流

  

米国の元国務長官ヘンリー・キッシンジャー博士が2023年11月29日、死去した。100歳だった。学会を代表して原田会長が弔電を送った。

キッシンジャー博士は、米中の国交正常化や米ソの緊張緩和、ベトナム和平など、冷戦期から国際政治と世界の安全保障に大きな功績を残した。1973年、ノーベル平和賞を受賞。

池田大作先生とは8度会見。初の出会いは75年1月である。前年に中国とソ連を初訪問し、戦争回避への民間外交に尽力していた先生は、中東や米中の問題等について率直に語らい、対話の継続を約し合った。

後に二人は対談集『「平和」と「人生」と「哲学」を語る』を発刊。最後の会見は96年6月のニューヨークで、当時、米国との関係が悪化していたキューバを先生が訪れる直前だった。

弔電で原田会長は、こうした交流をしのびつつ、心からの弔意を表した。

  

池田大作先生の足跡 ヘンリー・A・キッシンジャー氏