気候変動対策の会議「COP28」 SGIが各種行事を開催

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SGIが諸団体と共同主催した会議。NGOや学者などの代表が参加し、気候変動対策の実質的な推進に向けて議論した(10日、ドバイ市内で)

  

気候変動対策の国連の会議「COP28(国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議)」(アラブ首長国連邦のドバイ)は、最終日の2023年12月12日午後時点で大詰めの交渉が続いている。対策強化の後押しに向け、SGI(創価学会インタナショナル)も各種行事を開催した。
 
11日にはイギリスSGIなどが主催する行事が行われ、気候危機に立ち向かう上で青年や宗教が果たす役割を語り合った。
 
イギリスSGIのプラマー女子学生部長が、信仰には対立を超えて人間性という土台の上に連帯を育む力があると述べ、青年が先頭に立って行動を起こしていきたいと述べた。
 
10日には、気候変動対策の実質的な前進を議論するイベントを、SGIが諸団体と共同主催した。
 
経済、青年、人権、エネルギー、平等、軍事等の観点で課題と今後の取り組みを協議。国際的な取り組みを後押ししていくために、草の根の意識啓発の重要性が強調された。
 
9日には環境保護活動に携わる青年による行事が開かれ、イギリスSGIも協力した。
 
アマゾン地域やアフリカから参加した青年が、気候変動により移住を余儀なくされ、生活の糧や伝統文化等が失われている状況などを紹介。プラマー女子学生部長が協働を進めていきたいと語った。
 
また同日、SGIなどが共同主催し、人権の観点に基づく気候変動対策と生物多様性の保護を焦点にした行事が行われた。

  

イギリスSGIなどが主催し、気候危機に立ち向かう上で青年や宗教が果たす役割を議論した会議(11日)

  

環境保護に携わる青年たちが参加した行事。イギリスSGIが協力した(9日)

  

SGIなどが主催し、人権の観点に基づく気候変動対策と生物多様性の保護を語り合ったイベント(9日)