このページの本文へ移動

本文ここから

台湾で国際青年フォーラム 中国文化大学・池田大作研究センターが主催

公開日:

林元学長「池田先生は得難き師匠」

  

台湾の名門・中国文化大学「池田大作研究センター」が主催する第9回国際青年フォーラムが2023年12月16日、台北市の同大学で開催された。台湾大学やアメリカのデポール大学、東京工業大学などの研究者12人が池田思想を巡って発表した。

  

台湾・中国文化大学の池田大作研究センターが主催した国際青年フォーラム(台北市の同大学で)

  

研究者12人が発表

  

フォーラムには、中国文化大学「池田大作研究センター」の招へいで、日本から2人の代表が参加した。
 
学生部・院生会議の金子浩明さんは、「21世紀の青年に求められる『自他不二』の生き方」とのテーマで発表。学術部の赤須律子さんは、「池田教育哲学の実践――人間教育の実践記録分析」と題して論じた。
 
フォーラムの開幕式では、池田大作先生の青年育成の足跡や、中国文化大学と創価大学の交流の歴史等を収めた記念映像が紹介され、同センターの李彦良所長が歓迎のあいさつを述べた。
 
各研究者の発表や討論が行われた後、同センター初代所長で池田思想研究に力を注ぐ林彩梅元学長が講評を寄せた。池田先生ご夫妻と幾度も出会いを重ねた林元学長は、世界平和と人類の幸福の実現のためには、池田先生が提唱し、取り組んできた生命尊厳の思想を基礎とする人間教育の推進が最も重要であると力説。また、「経師は遇い易く、人師は遇い難し(経書の字句のみを教えてくれる教師はいるが、人の道を教えてくれる師匠に巡り合うことは難しい)」との言葉を通し、池田先生は得難き人師(師匠)であると強調し、「先生の普遍的な思想を、専門分野を超えて全教育者が学びながら青年を育むことが、より良き未来の建設に直結する」との確信を語った。
 
フォーラムを開いた池田大作研究センターは2003年9月、台湾初の池田思想の研究機関として発足。池田先生の対談集の翻訳や研究論文集などを刊行してきた。
 
2023年の3月には、池田大作研究センターが主体となって、中国文化大学で第14回「池田大作平和思想研究国際フォーラム」が開催された。