2025.03.22
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能登半島地震 激励続く
公開日:
能登半島地震の発生から間もなく3週間。今も、各部のリーダーが被災した友の激励に懸命に走っている。
内灘町
金沢創価県の髙間県女性部長と内灘本部の八十出女性部本部長は2024年1月17日、石川県内灘町を訪れた。
金沢市に隣接する同町は最大震度5弱に見舞われ、液状化現象で建物が沈み、道路が波打つなど大きな被害が出ている。
広瀬さんは、夫と小学校4年の娘と自宅にいる時に地震に襲われた。
「家が壊れると思い、家族で外に出ました。外では、地面が割れたり、水が噴き出したりする様子を目の当たりにしました」
断水でトイレは使えない。その上、自宅は傾き、底厚のスリッパを履いて生活しないと平衡感覚がまひし、体調を崩してしまうという。広瀬さんは「少しでも早く復興に向かってほしい」と窮状を訴えた。
髙間県女性部長らは、「けががなくて本当に良かったですね」等と声をかけ、心から励ました。
羽咋市
羽咋市などを広布の舞台とする能登中央圏では発災後、「徹底して一人を大切にしよう」とリーダー同士が改めて約し合った。そして、同志の被災状況を確認するオンライン協議会を毎晩行っている。
同圏の池田本部でもオンラインで毎日実施してきた。発災当初から安否確認や激励に歩いてきた星場本部長は語る。
「被災の程度はそれぞれ違います。しかし、皆が同じ心で進まなければ苦難は決して乗り越えられません」
共有した情報をもとに、同本部のリーダーたちは同志のもとへ足を運び、電話も使いながら、小まめに激励を重ねる。日に日に状況が変わる中、「あの家の仏壇が倒れている」「簡易トイレが足りていないのではないか」「お風呂に入れているか」――“同志のために”との祈りは、具体的な知恵となり、きめ細かな支援を届ける原動力となっている。
本部の協議会では、自宅が被災し、不自由な生活を送っているリーダー自ら、「1日1人でも会って励ましていきましょう」と呼びかける場面もあった。
「学会員で良かった」。被災した友がしみじみと語った言葉が、師弟の精神が流れ通う創価家族の絆の強さを改めて教えてくれた。
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