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マレーシア赤新月社総裁のインタン・サフィナズ王女が出席 マレー語版『香峯子抄』出版発表会

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永石女性部長が王女、作家協会連盟会長と会見

  

マレー語版『香峯子抄』の出版発表会。出席したサフィナズ王女(中央)が永石女性部長らと記念のカメラに(マレーシア総合文化センターで)

  

池田香峯子夫人の半生をつづった『香峯子抄――夫・池田大作と歩んだひとすじの道』のマレー語版(マレーシア全国作家協会連盟刊)の出版発表会が2024年4月6日、首都クアラルンプールにあるマレーシア総合文化センターで開催された。

来賓として故アブドゥル・ハリム・ムアザム・シャー元マレーシア国王の三女で、マレーシア赤新月社総裁のインタン・サフィナズ王女が出席し、祝辞を述べられた。出版関係者、文化人ら約300人が祝福した。

  

マレーシア全国作家協会連盟から発刊されたマレー語版の『香峯子抄』

  

池田大作先生と共に歩んできた香峯子夫人の半生を描く『香峯子抄』。夫人へのインタビューを中心に構成され、資料や写真、証言等も紹介されている。同書はこれまでアジアや欧米等で翻訳・出版され、平和と幸福を願う女性の生き方を示す一書として、広く愛読されてきた。

出版発表会では、マレーシア創価学会(SGM)の許錫輝理事長があいさつ。同書を発刊したマレーシア全国作家協会連盟のザイナル・アビディン会長は「世界平和のために行動された池田博士を、輝く人格で支えてきた香峯子夫人の書籍を出版できたことを誇りに思う」と感動の面持ちで述べた。

翻訳者であるマラヤ大学名誉教授のアスマ氏は、粘り強く社会に奉仕する香峯子夫人の一書に携わった喜びを語った。永石女性部長は、本書がマレーシア社会で広く愛読されていくことを望んだ。

来賓のサフィナズ王女は、「『香峯子抄』は、人生のあらゆる試練を乗り越える女性の強さ、不屈の精神を描いた本です。香峯子夫人の“どんな事態にあっても負けない一生を”との言葉には、平和への確固たる決意と希望があり、全ての読者を勇気づけるに違いありません」と述べ、香峯子夫人に深い敬意を表された。

王女は、2018年にマレーシア赤新月社(国際赤十字・赤新月社連盟)で初の女性総裁に就任。これまで幅広い人道活動に尽力されてきた。

出版発表会に先立ち、SGMの許理事長と永石女性部長は、王女、ザイナル・アビディン会長、アスマ名誉教授と会見。SGMの平和運動などを巡り、語らいを弾ませた。

  

サフィナズ王女が、永石女性部長、マレーシア創価学会の許理事長と会見。王女は学会の平和運動を高く評価し、「今後も力を合わせて社会に貢献していきたい」と語られた(マレーシア総合文化センターで)