韓国と台湾で教学研修会

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韓国・ソウルの池田記念講堂で森中SGI副総合教学部長が講義。不軽菩薩の実践こそ人間革命の直道であることを確認した(17日)

  

韓国SGI(創価学会インタナショナル)の教学研修会が2024年4月17日から20日にかけて、森中SGI副総合教学部長の担当で、首都ソウルと釜山で開催された。
 
17日にソウルの池田記念講堂で行われた講義には、首都圏のリーダー2500人が参加。18日には婦人部講義などが釜山の沙上幸福文化会館で。また19日と20日には、ソウルの韓国SGI本部で青年教学講義などが行われた。
 
森中SGI副総合教学部長は、池田先生の御書講義「世界を照らす太陽の仏法『御義口伝』要文編」などを通し、自他共の善性を薫発する対話を広げ、世界広布を進めようと強調。池田先生の思想と行動を胸に、地涌の使命を果たす一人一人にと望んだ。
 
ある女子部のメンバーは、「進路や人間関係で悩んでいましたが、講義を聴いて勇気と負けじ魂、報恩を心に刻みました。不屈の挑戦で頑張ります」と決意を新たにした。

  

求道の息吹あふれる台湾の教学研修会。大津SGI副教学部長が講義(14日、桃園文化会館で)

  

台湾SGIの教学研修会は12日から14日までの3日間、中部(彰化文化会館)、南部(高雄文化会館)、北部(桃園文化会館)でそれぞれ開かれ、最前線のリーダーが集った。
 
万雷の拍手が湧き起こったのは、14日の桃園文化会館だった。
 
「花蓮の皆さん!」
 
地震(3日)で被害が集中した花蓮県の参加者が紹介されたのである。通常でも車で約4時間の道のり。ましてや地震で道路は寸断。その中で鉄道と車を乗り継いできた求道の同志を皆がたたえた。
 
いま被災箇所の復旧が進み、ほとんどの地域は日常の営みが戻る。教学部のリーダーは「今こそ御書が皆に元気と励ましを送ってくれます」と語る。
 
研修会では、大津SGI副教学部長が「撰時抄」を講義し、法華経の行者と弘通の歴史を研さん。参加者から決意の声が次々と上がった。
 
「釈尊から日蓮大聖人、そして創価学会へと連なる法華経の人間主義の系譜を、私たちが継承していることを学べました。師弟不二の心で御書を拝します!」
 
「広宣流布の使命に立ち、どんな苦難も乗り越える信心を貫きます!」