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イタリア・フィレンツェ市のナルデッラ市長と原田会長らが会見

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フィレンツェ市のナルデッラ市長(左から3人目)らと原田会長が会見。文化・芸術を巡り、語らいの花を咲かせた(ローマ市内で)

  

イタリアに滞在中の原田会長は2024年5月8日午後(現地時間)、フィレンツェ市のダリオ・ナルデッラ市長夫妻らとローマ市内で会見した。永石女性部長、寺崎SGI(創価学会インタナショナル)平和運動総局長、イタリア創価学会のアプレア会長らが同席した。
 
市長は、2014年に38歳で現職に就任。平和構築を目指し、文化・教育政策等に力を尽くしてきた。
 
市長と創価学会の縁は深い。17年には、同市から池田大作先生に名誉市民称号が贈られ、市長が授与の辞を述べた。さらに本年1月、同市の市庁舎であるヴェッキオ宮殿で行われた池田先生の追悼式で弔辞を述べ、先生は若い世代に深い精神的啓発を与えるとともに、核兵器廃絶や環境保護、国家間の関係構築などに尽力した“平和の建設者”であると語った。先月には、同市内に誕生した「池田大作広場」の命名記念の式典であいさつした。
 
会見では冒頭、池田先生の追悼式、「池田大作広場」の命名に対して、原田会長から感謝の言葉が伝えられた。
 
市長は、追悼式での弔辞は真心からのスピーチであり、話している間、イタリア創価学会の友人の顔が思い浮かんだと述懐した。
 
また会見では、市長がバイオリン奏者であることや、イタリア人歌手の民音主催公演が民音創立の翌1964年と65年に全国で行われたことも話題に。市長は、かつて来日した際に東京・信濃町の民音文化センターを訪問し、創立者である池田先生の音楽を大切にする心に触れたことへの感動を述べた。
 
次いで、長年にわたるイタリア創価学会との交流に言及し、学会との友情は何よりの宝であり、今後も世界平和のために共に貢献したいと語った。さらに市長は、フィレンツェの街と歴史をたたえた池田先生の素晴らしい言葉の数々が、深く心に残っていると強調した。
 
原田会長は、フィレンツェに立つイタリア文化会館が、国家重要文化財保護指定の建造物であることに言及。今後も、歴史と文化の都である同市との交流を大切にしていきたいと述べた。