聖エジディオ共同体・創設者のリッカルディ氏と原田会長が会見

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平和な世界へ協力さらに

  

聖エジディオ共同体の創設者であるリッカルディ教授(左から4人目)と原田会長が会見(ローマ市内の同共同体本部で)

  

イタリア滞在中の原田会長、永石女性部長、寺崎SGI平和運動総局長らが2024年5月9日午後(現地時間)、ローマ市内にある聖エジディオ共同体本部を訪問。同共同体創設者のアンドレア・リッカルディ教授、チェーザレ・ズッコーニ事務総長、宗教間対話責任者のアルベルト・クァットルッチ氏らと会見した。

同共同体は、国際的な人道支援等に取り組むカトリックの信徒団体。世界各地に平和のネットワークを広げ、貧困者の支援などを行い、モザンビーク等における紛争の調停への貢献には、高い評価が寄せられている。

創価学会は同共同体と10年以上にわたり、宗教間対話や、平和への取り組みを協働してきた。

会見で原田会長は、同共同体から池田大作先生に対する弔意が寄せられたことに謝意を表しつつ、対話によって思想・信条の異なる人々と心を結んできた先生の行動を紹介。平和な世界を築くために、一層、力を合わせて進んでいきたいと語った。

リッカルディ教授は、学会との協力は同共同体にとって重要であると強調。各地で起こる紛争など国際社会を取り巻く状況に懸念を示しつつ、学会と友好関係を築く中で気付いたことは、信仰の対象は違えど、平和と対話という同じ目的に向かっているということであり、これからも共に手を携えて平和を阻む壁を乗り越えていきたいと述べた。