訪中団が北京郊外の盧溝橋にある中国人民抗日戦争記念館で献花

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戦争の犠牲者を追悼。原田会長が訪中団を代表して献花した(北京市内で)

  

創価学会代表訪中団は2024年5月26日午後2時(現地時間)、北京郊外の中国人民抗日戦争記念館を訪問。戦争犠牲者に追悼の黙とうをささげ、原田会長が代表して献花した。
 
抗日戦争記念館は、1937年7月7日に盧溝橋事件が勃発し、日中全面戦争のきっかけとなった盧溝橋のそばに立つ。87年に創立された、歴史教育の重要な拠点。習近平国家主席をはじめ、同国内外の要人も多数訪れてきた。
 
献花に続いてあいさつした原田会長は、学会の平和行動の原点に、軍部政府の弾圧に抗した初代会長・牧口常三郎先生と第2代会長・戸田城聖先生の獄中闘争があると言及。両先生を継ぎ、平和哲学の流布と日中の友好に生涯をささげた第3代会長の池田先生の遺志のままに、不戦の道を進む誓いを新たにしたいと述べた。
 
また、献花に先立って原田会長ら代表は、羅存康館長、頼生亮副館長と会談。羅館長が、中日友好の促進のため、学会の交流団がたびたび記念館を訪れたことを評価し、特に若い世代が戦争の歴史を学ぶことは意義深いと強調。原田会長は池田先生の小説『人間革命』の冒頭の一節「戦争ほど、残酷なものはない」が学会の基本精神であると述べつつ、青年と共に世界の平和の建設へ、さらに地道な歩みを続けていきたいと語った。