学会の代表が上海市庁舎を表敬 陳靖市人民対外友好協会会長が歓迎

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「池田先生の中日友好に尽くした歴史に敬意を表します」。上海市人民対外友好協会の陳会長(手前)が歓迎した(上海市庁舎で)

  

谷川主任副会長、橋口副女性部長ら学会の代表が2024年6月4日午前(現地時間、以下同)、中国・上海の市庁舎を表敬。同市人民対外友好協会の陳靖会長らの歓迎を受けた。
  
会談で陳会長は、学会は中日友好事業を継続し、成果を大いに上げてこられたと述べ、昨年には創価大学の学生訪中団が上海を訪れ、明年には上海歌舞団の民音公演「舞劇『朱鷺』」が計画されていることなどにも言及。今後の幅広い分野での相互交流に期待を述べた。
  
また会談では、中国の天台から日本の伝教、さらに日蓮大聖人へ法華経の真髄が伝えられた歴史が話題に。谷川主任副会長は、仏教伝来の史実に象徴されるように、中国は日本にとって文化大恩の国であり、そうした長い視野に立って、日中関係の厳しい時期に勇気をもって友好の必要性を発言し、実行したのが池田大作先生だったと強調。今回の青年中心の訪中団派遣を機に、その信念を未来に継いでいきたいと語った。
  
中国人民対外友好協会の袁敏道副会長、市人民対外友好協会の傅継紅副会長、唐為紅常務理事らが同席した。

上海魯迅記念館も訪問

会談に先立ち一行は同日午前、池田先生に名誉顧問の称号を贈った上海魯迅記念館を訪問。鄭亜館長らの案内で展示を見学し、「中国人民の魂」と呼ばれた魯迅のペンの闘争を学ぶとともに、交流の強化を約し合った。

  

鄭館長(左から3人目)の案内で、上海魯迅記念館を見学。正義と民衆愛と青年育成を貫いた文豪・魯迅の生涯を学んだ(上海市で)