アメリカ・池田国際対話センターで 若手研究者の「対話の夕べ」

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「デジタル時代の孤独」巡り

  

池田国際対話センターで行われたダイアログ・ナイト。“デジタル時代におけるテクノロジーと人間の孤独”について白熱した議論が行われた

  

米マサチューセッツ州ケンブリッジ市にある池田国際対話センターが主催する「ダイアログ・ナイト(対話の夕べ)」が2024年6月21日(現地時間)、同センターで開かれた。

ダイアログ・ナイトは、ハーバード大学をはじめとするボストン地域の若手研究者や学生が集まり、社会課題について話し合うもの。今回は“デジタル時代におけるテクノロジーと人間の孤独”を巡って話し合われた。

ソーシャルメディアの発達によって、離れた人々と容易に交流できるようになった半面、相手の顔が直接見えないコミュニケーションに孤独やさみしさを感じる人も多い。健康的な生活を送るために、人の“つながり”の在り方を考える必要性が高まっている。

集いでは、テクノロジーへの依存度と孤独感の関連性などについて議論。池田大作先生が『法華経の智慧』で語った“他者や世界と、「共にある」という実感が苦悩の人を立ち上がらせる”との洞察などを踏まえ、活発に意見を交わした。