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イギリスSGIが英ウォーリック大学と共催し環境展示「希望と行動の種子」

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核兵器廃絶に関する催しも

  

英ウォーリック大学で開催された「希望と行動の種子」展。見学した参加者からは「一人の声には限りない力があることを実感しました」等の感想が寄せられた

  

イギリスSGI(創価学会インタナショナル)青年部が推進する平和運動「This is Our Age(私たちの時代)」の一環として、平和・環境問題への意識を啓発するイベントが2024年9月8日、同国SGIと英ウォーリック大学が共催し、同大学で開かれた。
 
ここでは、環境展示「希望と行動の種子」をはじめ、平和や核兵器廃絶をテーマにしたトークイベント、SDGs(持続可能な開発目標)に関するワークショップを実施。近隣ソリフル市のシャヒン・アシュラフ市長夫妻、同大学の関係者や学生、市民など多数が来場した。

  

トークイベントであいさつするイギリスSGIのマーチャント理事長。同国SGIの平和運動の取り組みに共感が広がった

  

メインとなるトークイベントでは、同国SGIのマーチャント理事長が戸田城聖先生の原水爆禁止宣言に触れながら、平和の実現はどこまでも一人の内面の変革から始まるとの「人間革命」の理念を紹介。
 
その後、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のダニエル・ホグスタ氏から寄せられたビデオメッセージが上映された。
 
その中で氏は、核兵器の脅威が未曽有のレベルに達していると強調。心ある市民の連帯の声こそが時代を動かす鍵であると訴えた。
 
続くパネルディスカッションでは、英ブラッドフォード大学のベッキー・アレクシスマーティン博士、SGI国連事務所のサンニャ・ラジパル氏、被爆2世で同国SGIのキョウコ・ギブソン氏らが核兵器廃絶などを巡り、活発に議論した。
 
「希望と行動の種子」展は10月28日まで、地元の小中学生を対象にウォーリック大学で行われる。

  

環境問題に関するクイズや、折り鶴作り、SDGsについてのディスカッションを行うコーナーなども設けられた