2025.04.26
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民音研究所10周年を祝賀し「ワールドサミット」 学識者が活発に議論
公開日:
民音研究所の設立10周年を祝賀する「平和構築の音楽」ワールドサミットが2024年10月18日から20日まで、東京・信濃町の民音文化センターで開かれた。18日のオープニングイベントに続き、世界各地から集まった研究者による会議が19、20の両日に実施され、平和構築活動に資する音楽の研究や実践、教育の展望について、活発な議論が行われた。
対話を生み平和を築く音楽の可能性
民音研究所(東京・信濃町)は、音楽が平和創出に果たす役割を学術的に調査・研究することを目的に、民音創立51周年の2014年10月18日、民音音楽博物館付属の研究機関として発足した。“音楽で人間を結び、世界に文化と平和の虹を”との創立者・池田大作先生の理念のもと、半世紀以上にわたって活動を続けてきた民音の豊富な実績を基盤に、同研究所は幅広い事業に取り組んできた。
講演会や展示、出版活動等を通じて、音楽の可能性に関する研究成果を国内外に発信。中でも「国境なき音楽家」の創設者ローラ・ハスラー氏、クイーンズ大学ベルファストのフィオナ・マゴワン教授の講演や、2018年に「世界人権宣言」採択70周年を記念して開催した「人権と音楽」展などは大きな反響を呼んだ。
また、発表した論文は世界的な音楽学会でも高く評価され、多くの平和・音楽学者から深い共感を得ている。
2023年には、平和と音楽の関係性を探究する学者などをつなぐオンラインプラットフォーム「MOMRI HUB」を開設。これは、研究者や出版物、論文を検索できる機能を備え、平和構築に向けた音楽の研究と実践活動を支える重要な役目を担う。
今回のワールドサミットには、日本、イギリス、アメリカ、コロンビア、オーストラリア、ナイジェリアから研究者らが参加。同研究所のオリビエ・ウルバン所長を中心に「音楽を通じた平和構築のための関係性の変化」を巡って議論した。
会議では、音楽が平和構築に与える効果を客観的・科学的に検証する研究の必要性などが話題に。また、「MOMRI HUB」の機能向上を目指し、学者や関連する諸機関との連携強化が強調された。
セミナーやワークショップを通じて豊かな人間文化を育む音楽の応用性を一段と発信していく方針も検討された。
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