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戸田平和研究所が主催 日韓関係巡るワークショップ

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戸田記念国際平和研究所(東京・新宿区)が主催する、日韓関係の未来を考えるワークショップが2024年11月16日、同研究所で開かれ、日本と韓国の識者が参加した。
 
アジアと世界の平和を熱願した創立者・池田大作先生の信念を原点に、戸田研究所は「北東アジアの平和と安全保障」の研究を推進。他の学術機関と協力して行う日韓関係を巡る会議は、今回で4回目となる。
 
北東アジアの地政学的な緊張が高まる今、明年に国交正常化60周年を迎える両国の協力について議論する重要性は増している。
 
ワークショップでは、ケビン・クレメンツ所長、議長を務めた慶應義塾大学の小此木名誉教授、ソウル大学国際大学院の金顕哲教授があいさつ。日韓を取り巻く国際環境の変化や、安全保障、歴史問題の今後の課題などについて研究発表と質疑応答が行われ、新たな日韓共同宣言の可能性と焦点についても話し合われた。両国が協働して目指す、地域と国際社会への貢献について、共同宣言で言及すべきである等の意見が交わされた。