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きょうSGI発足50周年 原点のグアムでラッテ平和祭

公開日:

谷川SGI理事長らが全米の代表と出席

  

グアムの先住民・チャモロ人の文化的シンボルである石柱「ラッテストーン」に、不戦への誓いを込めて点火した。奥には、SGI発足の舞台となった国際貿易センタービルが見える


きょう2025年1月26日は、「SGI(創価学会インタナショナル)の日」。1975年のこの日、アメリカ・グアムの国際貿易センタービルに51カ国・地域の代表が集い、第1回「世界平和会議」が開かれた。席上、SGIが発足し、参加者の総意で池田大作先生がSGI会長に推挙された。SGI発足50周年を記念する「ラッテ平和祭」が25日、原点の地・グアムで開催され、谷川SGI理事長、梁島同男子部長ら訪問団とアメリカSGIの代表メンバーが、現地の同志と共に出席した。

  

SGIが発足した第1回「世界平和会議」でスピーチを行う池田先生(1975年1月26日、グアムで)


ラッテ平和祭には、グアム準州の行政関係者ら来賓と地域住民が多数、参加した。

会場となったタムニン公園の向かい側には、堂々たる威容のグアム池田平和文化会館が立つ。その真横には、SGI発足の舞台となった国際貿易センタービルがそびえる。

SGIが“産声”を上げた世界平和会議の席上、池田先生は力強く呼びかけた。

「皆さん方はどうか、自分自身が花を咲かせようという気持ちでなくして、全世界に妙法という平和の種をまいて、その尊い一生を終わってください。私もそうします」

賛同の声や拍手が響いた。

この決意のまま、平和への道なき道を切り開いてきた先生。師の叫びに呼応した同志もまた、不二の心で地涌の連帯を広げた。その“種”は、大輪の“花”を咲かせ、仏法史上に輝く「世界広宣流布」という未曽有の壮挙が、現実のものとなった。

永遠のSGI会長・池田先生の決意の言葉は時を超え、われらの生命を鼓舞する。池田門下の「広布誓願の師弟旅」は、ここからが本舞台である。SGI原点の地・グアムにも幸の花は満開。友は「良き市民」として地域社会のために貢献し、着実に友情と信頼の絆を広げゆく。

その絆の結晶の一つが、ラッテ平和祭。同地の先住民・チャモロ人の文化的シンボル、「ラッテストーン」からその名が付けられた。2013年の初開催以降、毎年のように、共生の社会の建設と不戦の誓いを固める集いとして開かれる。

ゲレロ知事、準州議会がSGIの社会貢献を顕彰

  

ラッテ平和祭では、SGIの世界平和への一貫した努力と貢献をたたえ、二つの顕彰が贈られた。グアム準州のゲレロ知事(右から3人目)からの「宣言書」が谷川SGI理事長(同4人目)に手渡された(グアム・タムニン市で)


今回の平和祭では冒頭、タムニン市のルイーズ・リベラ市長があいさつ。市の発展に尽くすSGIに感謝し、今後も手を携えながら歩みたいと語った。フルート奏者のネスター・トーレス氏が地元の楽団タモンベイ・ユース・オーケストラと共に、平和への願いを託し、演奏を披露。

席上、SGIに対して、二つの顕彰が贈られた。ローデス・A・レオン・ゲレロ準州知事からの「宣言書」、準州議会(フランク・ブラス・ジュニア議長)からの「決議書」が紹介されると、同志の喜びは最高潮に達した。

それぞれ、池田先生の長年のリーダーシップによるSGIの幅広い社会貢献と、発足50周年をたたえるもの。ゲレロ知事は、戦争の残酷な歴史が刻まれたこの島で、人類共通の課題に対し、SGIと協働して進みたいと語った。

谷川SGI理事長は、創価三代の会長に脈打つ平和への魂を紹介。SGI発足の際、池田先生が署名簿の国籍欄に「世界」と記した歴史に触れ、あらゆる差異を超え、民衆のスクラムを、いや増して広げゆくことを共に誓い合いたいと述べた。

平和祭に集った人々は、不戦の心を固め、新たな平和の種を蒔くことを約し合った。

  

「世界平和会議」での指導(一部抜粋)の音声動画はこちらから視聴できます。

  

グアムの楽団タモンベイ・ユース・オーケストラが、世界的に有名なフルート奏者のネスター・トーレス氏と共に記念演奏

  

ラッテ平和祭で不戦の誓いを確かめ合った参加者