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イタリア・ミラノで伝統の欧州青年研修会

公開日:

29カ国の代表340人が一堂に
梁島SGI男子部長、大串SGI女子部長が参加

  

求道の心に満ちた研修会の開講式(イタリア・ミラノで)


広布拡大の誓いみなぎる欧州青年研修会が2025年8月1日(現地時間)、歴史と文化が薫るイタリア・ミラノで開幕した。これには、梁島SGI(創価学会インタナショナル)男子部長、大串同女子部長ら、欧州青年訪問団が、29カ国・340人の同志と共に参加した。

  

司会から参加者の国名が呼ばれるたび、晴れ晴れと集った同志をたたえるように、会場いっぱいに歓声と拍手が広がった(同)


かつて池田大作先生は、欧州の友に寄せたメッセージで述べた。
 
「多民族が共存する欧州の同志が、人類の真の平和のため、麗しい団結と調和に満ち、人間共和の理想へ凜々しく羽ばたき、社会に共感と安心を広げゆく姿こそ、全SGIの希望の象徴です」
 
緊張と対立の長期化・激化、核兵器使用のリスクの高まり、格差や分断の深刻化――。先の見えない不安が社会を覆う中、欧州の友は師の期待を胸に、それぞれの使命の国土で、混迷の時代を照らす希望の世界市民として、勇気の対話と幸福のスクラムを拡大している。
 
昨年、フランスやイギリスでは青年主導でフェスティバル等を開催。平和や文化をテーマにした多彩な催しは共感の輪を大きく広げた。さらに、スロバキアでは新たな支部が発足。マルタ共和国にも待望の支部が結成され、青年リーダーが誕生した。本年にはクロアチアのダルマチア地方に初のグループが生まれた。
 
これらの国をはじめ欧州各国では“一人に寄り添う対話こそ平和への一歩”との信念のもと、青年を先頭に座談会運動を活発に展開している。
 
新たな挑戦と飛翔への決意が光る開講式では、プリチャード欧州共同議長、ハラップ同共同議長のあいさつに続き、2021年の6・6「欧州師弟の日」に寄せられた、池田先生のメッセージが紹介された。
 
ナカニシ欧州青年委員会(EYC)共同委員長、ムフ同共同委員長が、人生の栄光と創価の新時代へ、心一つに前進しようと呼びかけた。
 
欧州青年委員会のシダリア・バルボーザさん、ニコラ・サラドフさん、タニア・タンドンさんと訪問団による「オンステージ座談会」が行われ、信仰体験や各国での取り組みを紹介しつつ、研修会の意義や、広布に生きる決意を語り合った。
 
アイスランドのカミレ・モルクテさん(女子部)は、「師匠を求め抜き、広布の発展のために、真剣に挑戦を重ねていきます」と。ギリシャのコンスタンディノス・ビンゴシュさん(男子部)は、「ここで感じた情熱と温かな絆を胸に、地元の同志を全力でサポートしていきます」と決意を述べた。

  

オンステージ座談会では、欧州青年委員会のリーダーと訪問団が、未来への希望と決意を共有した(同)