2025.12.04
本文ここから
アジア太平洋人道支援会議 タイ・バンコクでSGIの代表が出席
公開日:
早期避難や宗教者の貢献を巡って
![]()
アジア太平洋地域で人道支援に携わる専門家が集う国際会議「アジア太平洋地域人道パートナーシップ週間」が2025年12月8日から10日まで(現地時間、以下同)、タイの首都バンコクで開かれ、SGI(創価学会インタナショナル)の代表が参加した。
8日には午前の開幕式に続き、人道問題に関する意識啓発を促す映像作品の上映・発表会が行われた。今回の会議に合わせて参加団体が制作したもので、代表の9作品が紹介された。
![]()
このうちSGIが制作した映像は、学会の幸福城部のメンバーが団地コミュニティーで実施している防災対策の活動などを伝えるもの。SGI開発・人道担当プログラムコーディネーターの遠藤氏が、概要を報告した。
同日午後には、SGIが諸団体と共催し、「早期警報を早期の避難行動につなげる」をテーマにしたイベントを開催した。
早期の避難行動は被害の軽減につながることから、各地で推奨されている。イベントでは、浅井SGI開発・人道部長が登壇した。
同部長は、自然災害が多発する日本では警戒情報やメディアによる発信などが充実している一方、情報を伝えるだけでは必ずしも確実な避難行動にはつながっておらず、人間関係に基づく呼びかけが効果的であるとの調査結果があると言及。「防災技術の発展」と「人のつながり」が結びつくことで、より大きな効果が期待できると報告した。
![]()
また、10日午後には信仰者が果たす役割を巡る分科会が開催。「持続可能な開発のためのアジア太平洋FBO(信仰を基盤とした団体)連合」の一員として、SGIの代表も出席した。
ここでは信仰者による心理社会的ケアを巡って議論が行われた。浅井部長は、被災地の復興支援として音楽隊が重ねてきた「希望の絆」コンサートの模様や、学会員が信仰実践の一環で取り組む励ましの活動を紹介した。
SOKA PICKS
創価の思想や多彩な活動からPICK UPした情報をお届けします
-
「学院初となる名誉博士号を授与できた喜び」莫順宗副総長(ニュー・エラ大学学院)
2025.11.21
-
「努力の先に 自由がある」~池田先生の希望対話 Vol.7~
2025.11.07
-
自分を信じる心が、未来をひらく ~日蓮大聖人のことば~「宝塔」
2025.10.25
-
世界に広がる創価学会 マレーシア
2025.08.24
-
【被爆証言】平和とは何か、今語り伝えたいこと 長崎県・池田松義さん
2025.08.08
-
「望みは 大きすぎるくらいでちょうどよい」~池田先生の未来対話 Vol.4~
2025.07.31
-
【被爆80年】核兵器の脅威を映像・証言・展示で学び、語ることから始めよう。
2025.07.26
-
生命は永遠――四季折々の墓地公園
2025.07.23
