世界宗教会議第8回大会でセミナーを主催、オンラインのブース出展

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2021年10月16日から18日、宗教間対話を推進する国際的ネットワーク「世界宗教会議」の第8回世界大会が、オンラインで行われ、17日には創価学会主催のセミナーが開催された。

スタンフォード大学のスティーヴン・マーフィ重松博士と、カリフォルニア州立大学モンテレーベイ校のカミラ・マジード博士が講演。個人の内面の変革が環境の変革につながるとの理念や、個人の尊厳を重視し、人間性という共通の土台に焦点を当てる仏法の視座は、差別を乗り越える重要な示唆を与えると語った。

一方、国連の宗教NGO委員会気候ワーキンググループが主催するセミナーも同日に開かれ、SGI(創価学会インタナショナル)国連事務所の桜井所長が同委員会の取り組みを紹介した。また大会中、特設限定サイトにオンラインブースが設けられ、学会も出展した。

世界宗教会議のアジュメラ理事長は、宗教間の協力の重要性を強調。民衆の連帯を強め、平和や地球の持続可能性などの分野で先進的な活動を続ける創価学会の貢献に期待を寄せた。