「ごはんといのちのストーリー展」鳥取で開幕 親子で体験的に学ぶ「食の大切さ」

公開日:

創価学会が企画・制作した「ごはんといのちのストーリー展」の「とっとり展」が2022年3月2日、鳥取市の鳥取県民体育館で開幕した。

  

  

「食の大切さ」や「いのちのつながり」を学ぶ同展。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、昨年2月から、内容の一部をウェブサイト(https://gohan.tenji-kai.jp/web/)で公開し、好評を博してきた。今回が一般会場での初の開催となった。

  

  

同展は、魚の模型で解体が体験できる「お魚コーナー」や、牛の等身大のぬいぐるみが設置されている「モーモー牧場」、ダチョウ、ニワトリ、ウズラの卵の大きさを比較できる「たまごくらべ」など、体感的に普段口にしている食べ物への関心を高める内容になっている。
 
会場内には、写真撮影スポットが数多く設けられているほか、スタンプラリーなどの企画も用意されており、親子で一緒に楽しみながら、「ごはん」の世界に親しむことができる。
 
池田大作先生は未来を担う子どもたちに向けて、「食」についてつづっている。
「食べ物を大事にすることは、命を大事にすることです。ご飯が食べられることに感謝できる人は、命の底から力がわいてきます」

  

  

開幕式では、鳥取県の亀井副知事が「各コーナーで『食』に関する体験をすることによって『いのち』の大切さを自然に理解していける、大変に意義のある展示です。ぜひ多くの方々にご覧いただきたい」とあいさつした。
 
公益社団法人鳥取県栄養士会の福田会長は「食品模型を用いて栄養のバランスを測定・表示するコーナーなど、食育のための素晴らしい体験ができます」と語った。

  

◆開催情報「とっとり展」
2022年3月6日(日)まで。午前10時~午後8時。入場無料。
※今後の開催情報はこちら(https://gohan.tenji-kai.jp/)