中国・河北外国語学院に「池田研究センター」が開設

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河北外国語学院「池田大作研究センター」の開設式

  

中国の河北外国語学院に、このほど「池田大作研究センター」が設立された。
開設式が2022年4月27日、孫建忠学長、習偉副学長、張桉てき〈くさかんむりに的〉日本語学院長らが出席し、同外国語学院で行われた。

中国北部の河北省石家庄市にある河北外国語学院は、同省唯一の外国語大学。1998年に「石家庄連合科技専修学院」として誕生し、現在は2万6000人余の俊英が学究の日々を送る。82カ国の約400大学・学術機関と提携しており、扱う言語数は75と、中国国内の大学で第2の規模となっている。

開設式では、孫学長が中国と日本の国交正常化50周年の節目の年に、同センターが開かれたことを祝福。池田先生は民間交流を通じて両国の相互理解を促し、友好の発展に多大な貢献を果たしたと語り、その足跡と理念の研究を深めることで平和への方途を探求していきたいと結んだ。

日本語学院の張院長のあいさつに続いて、同学院学年主任の趙騰氏が、グローバルな人材の育成に一段と力を注ぎたいと述べた。

その後、学生を代表し、同学院の李旭氏が登壇。高校時代に読んだ『青春対話』に感銘を受け、68年の「日中国交正常化提言」など池田先生が貫いてきた信念の行動に強い印象を抱いたことを紹介し、日本に関わる仕事に就くことを目指して日本語の学習に打ち込む模様を語った。

日本からオンラインで参加した創価学会の寺崎副会長が祝意を述べ、研究の一助として学会が寄贈する図書の目録を紹介した。