ドイツの2大学でSGI制作の展示会

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ケルン大学で行われている「核兵器なき世界への連帯」展。学生の有志が展示内容について案内する

  

SGI(創価学会インタナショナル)制作の平和・環境展示がドイツの2大学で開催され、共感を広げている。いずれも大学からの要請を受け、実施された。

「核兵器なき世界への連帯」展(ICAN〈核兵器廃絶国際キャンペーン〉との共同制作)は2022年4月21日から、ケルン大学で行われている(2022年6月30日まで)。ケルン市に立つ同大学は、1388年創立のヨーロッパ最古の大学の一つ。現在、約5万人の学生が学ぶ。

「核兵器禁止条約」が発効した2021年、ドイツSGIとケルン市、同市成人教育センターの共同主催で同展のオンライン展示会が行われており、核兵器のない平和な世界の実現へ人々の関心が高まる中、同大学で開催の運びとなった。

展示を見た学生から「戦争は人々の心の中から始まります。この展示が示すように、平和な社会を築くためには、市民による草の根の運動が必要不可欠だということを実感しました」等の声が寄せられている。

一方、環境展示「希望と行動の種子」(地球憲章インタナショナルとの共同制作)は2022年5月16日から19日まで、エスリンゲン大学で開催された。

同展は、「健康増進」をテーマにした同大学のサマースクールの一環として行われ、ヨーロッパ各国から参加した学生らが展示を観賞した。

  

エスリンゲン大学での環境展は、本館ロビーで行われ、多くの学生が観賞した