創価学会青年部が平和祈念の集いを開催

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東京・信濃町の広宣会館で行われた世界平和祈念の集い
世界平和祈念の集い(東京・信濃町の広宣会館で)


77回目の「終戦の日」を迎えた2022年8月15日、各地・各家庭で、全世界の戦争犠牲者を追善し、恒久平和と不戦の誓いを新たにする祈りがささげられた。

創価学会青年部は同日、「世界平和祈念の集い」を東京・信濃町の広宣会館(学会本部別館内)で開催した。これは、池田大作先生の提案で1973年(昭和48年)に始まった「世界平和祈念 戦没者追善勤行法要」の意義が込められている。

女性平和委員会ユース会議の堀口副議長が、6月に開かれた核兵器禁止条約の第1回締約国会議と現在開催中のNPT(核兵器不拡散条約)再検討会議に際し、SGI(創価学会インタナショナル)が取り組んだ諸活動の模様を報告した。

志賀青年部長は、かつて池田先生がヨーロッパの識者と語り合った“平和を願うならば、平和の準備をせよ”との言葉を紹介。武力による争いを許さない土壌を社会に育むために、勇んで対話に挑もうと訴えた。
 
長谷川理事長は、軍国主義と戦い獄死された牧口常三郎先生、核兵器廃絶を叫び後継への“遺訓の第一”とされた戸田城聖先生、戦争の残酷さと平和の尊さを訴え、「一人」を大切にする思想を語り実践してきた池田先生の闘争に言及。いかなる困難や弾圧にも屈することなく、生命尊厳の仏法の精神を世界に広げてきた三代会長に連なり、足元から地涌の連帯を拡大していこうと呼び掛けた。