「周恩来と日中友好」写真展が開幕 国交正常化50周年を記念

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東京展の開幕式。福田元首相(中央)、孔駐日中国大使(左から4人目)、創価学会の長谷川理事長(同6人目)のほか、各界の来賓がテープカット(東京・港区の中国文化センターで)


2022年9月26日、日中国交正常化50周年の記念行事として、両国関係の発展に尽力した中国の周恩来総理の生涯をたどる「桜よ海棠よ永遠に――周恩来と日中友好」写真展(主催=同展実行委員会)が、東京と北京で同時に開幕した。開幕式は東京・港区の中国文化センターと北京市の皇城芸術館をオンラインで結んで行われ、来賓として東京には福田元首相、孔鉉佑駐日本国中国特命全権大使、創価学会の長谷川理事長、北京には中国次世代育成委員会の顧秀蓮主任、中国全国人民代表大会(全人代)外事委員会の曹衛洲副主任委員、中国人民対外友好協会の袁敏道副会長、小泉駐中国日本国特命全権公使らが出席。周総理の姪である北京大鸞翔宇慈善基金会の周秉徳会長、学会の谷川主任副会長らがあいさつした。

開幕式に続いて参加者が展示を見学。(都内で)


開幕式では、テープカットなどが行われ、未来部の希望オーケストラ、正義合唱団、富士中学生合唱団による「桜花縁」の合唱・演奏映像が上映された。
 
周秉徳会長は、国交正常化50周年を新たな出発として、両国民の相互理解と交流促進に尽力したいとあいさつ。学会の谷川主任副会長は、先人が開いた友好の道を世々代々に継いでいきたいと述べた。
 
孔駐日中国大使、小泉駐中国日本公使のあいさつに続き、中国人民対外友好協会の袁副会長は、初心に立ち返って共に友好関係を築きたいと語り、福田元首相は、展示会が互いの理解を深め、両国関係を発展させる一助にと期待を寄せた。
 
東京展は30日(金)まで。午前10時半から午後5時半。入場無料。