女性平和委員会の子どもの権利アンケート 2575人から回答

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女性平和委員会(橋口委員長)が実施したオンラインアンケート「クイズで考える『子どもの権利条約』」の集計結果が、このほどまとめられた。
 
これは、子どもの権利に関する意識啓発の一環として、中高生世代である12~17歳を対象に、2022年2月から8月末まで行われたもの。条約に関する基本的な理解のほか、子どもたちが置かれている環境などについて問うており、2575人から回答を得た。
 
集計結果によると、およそ4人に1人が家や学校などで「意見を聞いてもらえない」と感じることがあると回答。どんな場面かを聞いた自由回答では、家族や周囲との関わりにおける葛藤が、ありのまま寄せられている。
 
子どもが必要な情報を知り、意見を発信するために、社会に必要な工夫についての設問では、SNSの活用や政策決定への参画、デジタル格差の是正など多様な意見がみられた。
 
また、若者の間で関心が高まる気候変動問題を巡っては、約6割が何か行動している、または、したいと考えているとの結果が出た。

  

 

こちらからアンケート結果の解説動画が視聴できます。

クイズで考える”子どもの権利条約”結果報告